では、日本における雪まつりにはどのようなものがあるのでしょうか? 主な雪まつりをピックアップしてみました。
さっぽろ雪まつり(北海道札幌市)
日本を代表する雪まつりといえば、やはり「さっぽろ雪まつり」です。目抜き通りの大通公園などを舞台に行われるさっぽろ雪まつりは、日本最大の規模で行われる雪まつりとして知られています。見物に訪れる観光客も日本国内のみならず外国からも訪れるほどの盛況を博しています。さっぽろ雪まつりは日本における雪まつりの先駆けであると同時に雪まつりの規範としての一面を持っています。自衛隊の協力による大雪像作りが始まったのもさっぽろ雪まつりからで、毎年見物ツアーなどで訪れる観光客を驚嘆させてきましたが前述の体勢の変化によって近年では技術指導という形で市民ボランティアを中心とした雪像作りに移行しています。また、大雪像とは別に市民参加による雪像作りも人気が高く、抽選は毎年高い競争率を誇っています。会場は大通公園とすすきの、サッポロさとらんどの三箇所で毎年2月上旬に行われています。
岩手雪まつり(岩手県・雫石町)
岩手雪まつりは、小岩井農場を会場としてさっぽろ雪まつりと同時期に行われる雪まつりです。規模としてはさっぽろ雪まつりほどではないのですが、会場である小岩井農場で作られた新鮮な乳製品などに舌鼓を打つという楽しみがあります。また、夜になると花火大会が行われ、さっぽろ雪まつりとはまた違った風情が楽しめる雪まつりとなっています。
横手のかまくら(秋田県横手市)
横手のかまくらは、神事としてのかまくらを今に伝える雪まつりの一つです。横手のかまくらは「水神様を祀る雪の座」としてのかまくらを今に伝えるものとして、観光名物としても民俗学的にも注目を浴びているのです。秋田県は、かまくら発祥の地として各地でかまくらを使った祭りが開催されていますが、特に横手のかまくらは日本のみならず世界的にもその名が知られている行事なのです。
弘前城雪燈籠まつり(青森県弘前市)
青森県の弘前市で行われる「みちのく五大雪まつり」の一つに数えられる弘前城雪燈籠まつりは、雪像ではなく雪で作られた燈籠が主役の雪まつりです。会場には大雪像と雪の滑り台が作られ昼は雪像や滑り台で、夜は明かりを灯された雪燈籠が照らし出す幻想的な矩形を楽しむことが出来ます。
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