スケート(skate)の語源は、オランダ語で「脚の骨」を指す「Schaats」という単語に由来していると言われています。スケートの歴史は、紀元前の石器時代にまで遡り氷上を移動するための手段として使われていたと記録されています。この頃に使用されていたのが動物の脚の骨を欠いてエッジをつけたものだったことがスケートの語源となっているのです。
昔のスケート靴は?
スケート靴は、文明の進歩に呼応する形でその材質を変化させていきました。石器時代の獣骨製のものから、道具の発展と共に木製のものに変化していったのです。しかし、金属器が使用されるようになっても古代のスケート靴は金属製のブレードが付けられることはありませんでした。なぜなら、当時の技術ではスケート靴に使えるような刃を製造する技術がなかったからです。金属製のブレードを備えたスケート靴の登場は更に先のことになります。
スケートが移動手段からスポーツになるまで
そして16世紀、金属加工技術の進展によってようやく金属製のブレードを備えたスケート靴が作られるようになりました。それまでは氷結した運河や湖を移動するための手段として使用されていただけのスケートは、金属製のブレードを得たことによって新しい可能性を獲得したのです。それまでのスケート靴は構造上直進しか出来ないものだったのですが、鉄などで作られたブレードは横方向からの力にも強いので、スピードの加減速やカービングなどの変則的な動きを付けることが可能となったのです。この進歩によって、スケートは移動手段からスポーツへと変化を遂げたのでした。
スポーツとしてのスケートの発展
スケートがスポーツとして親しまれるようになったのは18世紀に入ってからと言われています。スケートが最も盛んに行われたのはオランダで、世界最初に行われたスケートの大会はオランダの首都・アムステルダムであると言います。この大会で行われたのは今で言うところのスピードスケートの原型で、タイムを競い合うと言うものだったそうです。同時期にスコットランドではフィギュアスケートの原型が誕生し、19世紀にはアイスホッケーが誕生しています。これらのスケート競技は、スケート靴の発展と共に発達してきたのです。
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