エンジョイ!雪遊び

懐かしい雪遊びをクローズアップ!

風景を真っ白に染め上げる雪は、子供たちにとっては格好の遊び道具になります。なにしろ特別な道具はほとんど必要としないで様々な遊び方が楽しめる上に、空から降ってくる雪はタダなので、お金をそんなに持っていない子供たちにはうってつけの遊び道具なのです。雪を利用した雪遊びは、そんな子供たちの知恵が生み出した素晴らしい文化なのです。

雪遊びの楽しさを探る

現在では、雪遊びの多くは子供たちばかりのものではなく大人もこぞって遊ぶものに変化してきています。それは、雪遊びのほとんどが複数人で遊ぶことが前提になっているものが多いためです。例えば、雪合戦は一人では遊べませんが人が集まれば集まるほど要素が膨らみ面白さが増します。雪だるま作りは一人でも出来ますが、何人かで集まって競い合うと楽しみが増します。雪遊びは、大人数で遊ぶことを前提とした遊びなのです。

雪遊びの素晴らしさとは

雪遊びの良いところは、「ほとんどお金が掛からない」ことです。冬の必需品である防寒着や防寒具は揃っていることがほとんどですし、かまくら作りに使うスコップなども雪下ろしのために各家庭で用意しています。基本的に雪と参加者が揃っていればどんな遊びでもすぐに行えるのが雪遊びの利点なのです。加えて、ほとんどの雪遊びは難しいルールを持っていないため、誰でもすぐに覚えられるという特徴もあります。

雪遊びがなぜ楽しいのか

雪遊びがこれほどまでに定着しているのはなぜなのでしょうか。前述の「コストが掛からない」ことや「みんなで遊ぶと楽しい」こともあるのですが、雪遊びの最大の魅力は「非日常的であること」ではないでしょうか。全てが真っ白に染め上げられた幻想的な光景の中で友達と遊ぶ雪遊びは、いわば冬だけにしか楽しめないお祭りなのです。そして、雪遊びを楽しめるのは冬季のみであること、雪遊びには冬の娯楽の少なさを解消するほどの面白さを持っていることが相乗して、雪遊びを楽しいものにしているのです。

冬を楽しくする雪遊びの数々

それでは、冬にしか出来ない雪遊びにはどのようなものがあるのでしょうか?

かまくら

雪遊びの筆頭にして、浪漫であるといわれているのがかまくらです。秋田地方の風習に端を発すると言われるかまくらは、外気を遮断するためとても温かく雪遊びの休憩所や秘密基地ごっこ、山で天候が急変した場合のビバークなどさまざまな用途にも使われています。

雪合戦

かまくらに並ぶ雪遊びの代表格です。かまくら作りには一定以上の積雪がなければ不可能ですが、雪合戦の場合かまくら作りよりも少ない積雪量で遊ぶことが出来ます。雪合戦はチーム分けをして雪玉を投げあう遊びですが、近年のサバイバルゲームブームの影響で公式ルールが制定されて一般競技としても親しまれるようになっています。

雪山遊び

冬の山は一面雪で覆われていて、秋の紅葉とはまた違った一面を見せます。冬にしか見られない動物の姿や、風景を楽しむのがスノートレッキングです。また、山に行くのではなく雪かきなどで除雪された雪の山をスコップなどで整形して滑り台にして遊ぶと言った雪山遊びもあります。

雪だるま

もっとも簡単で達成感のある雪遊びが雪だるまです。誰にでも出来る簡単な手順とは裏腹に、雪だるまを作るための条件が厳しいという難点がありますが「雪が積もったからこそ出来る遊び」として人気が高いのも事実です。関東地方などの降雪量が少ない地方では、土交じりの雪だるまが作成されていることもしばしばあります。

雪うさぎ

雪うさぎは雪だるまを簡略化したような、簡単に誰でも作れる冬の風物詩です。ナンテンの葉と実を付けて形作った雪うさぎは、見慣れた風景に優しいアクセントを付けてくれる心温まるオブジェなのです。

雪像

ある程度固めた雪は、雪だるまや雪うさぎよりも精巧なオブジェを作るのに最適な素材となります。各地の雪まつりで見られる大掛かりな大雪像から、個人単位で作った雪像とその規模は大小さまざまですが、どれもが細かいディテールを表現した素晴らしい力作になっています。

ソリ

ソリは子供向けの遊具として扱われることが多く、スキーやスノボーなどよりも低く見られがちです。しかし、ソリほど冬に活躍する道具はそうそうありません。除雪や灯油の購入などの運搬作業としても使われるソリは、子供だけでなく大人にとっても便利な道具なのです。

子供の雪遊び
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