移動手段として発生したスキーは、スポーツ化によって様々な競技へと細分化されていきました。冬季オリンピックなどの大会において行われるスキーの競技種目には次のようなものがあります。
アルペンスキー
アルプス地方で発達したスキーのスタイルで、私たちが一般に「スキー」と呼んでいるのはこのアルペンスキーです。アルペンスキーは基本的に滑降する速度を競い合う競技になっています。
回転
アルペンスキーの中でもシンプルながら技術力が問われる種目です。標高差200m前後のゲレンデを、立てられた旗の間をくぐり抜けながら滑降するタイムを競い合います。
大回転
回転よりも旗の間隔が大きい大回転は、スピードと技術と言うアルペンスキーの要素を兼ね備えたダイナミックな競技です。
スーパー大回転
スーパー大回転は、回転・大回転が2セットの合計タイムを競い合うのに対してわずか1本勝負という、スピードを要求される競技です。その分コースも回転・大回転より長く、スピードを制御する技術とスラローム半径を制御する技術が強く要求されます。
滑降
ダウンヒルとも呼ばれる競技で、コースを滑降したタイムを競い合います。スピードはアルペンスキー競技随一を誇り、100分の1秒と言うタイムの競い合いが滑降の最大の魅力となっています。
ノルディックスキー
ノルディックスキーは、スカンジナビア半島発祥のスキースタイルです。ノルディック水キーは、踵が浮く構造になっているテレマークスキーが用いられるのが特徴となっています。
クロスカントリースキー
いわゆる「歩くスキー」とも言われるクロスカントリースキーは、傾斜の無い平坦なコースを滑りぬける競技で、ゴールにたどり着くまでの時間を競い合います。
スキージャンプ
スキージャンプは「日本のお家芸」と言われた、スキー競技種目最大の花形です。ジャンプ台の高さによってノーマルヒル・ラージヒルに分かれ、飛距離・姿勢・着地の三要素による得点を競い合います。
コンバインド
「複合」を意味するこの競技は、アルペン・ノルディック両方に存在しています。アルペンでは回転・滑降を、ノルディックではクロスカントリー・ジャンプの二つの競技を行い、合計タイムを競い合います。ノルディックでは、飛距離をタイムに換算して行います。
フリースタイルスキー
近年、競技種目として注目を浴びているスタイルです。アクロバットな技をジャンプ中に行うのがフリースタイルの特徴とも言えます。
モーグル
アルベールビルオリンピックから正式種目となり、次回のリレハンメルオリンピックで注目を浴びた種目です。瘤(モーグル)で凸凹したコースを滑降し、設置されたジャンプ台でトリックと呼ばれる技を決めゴールを目指す競技です。
エアリアル
小さなジャンプ台に向かって滑降し、ジャンプ中に回転技を行う競技です。技の内容や着地などの要素を採点し、得点を競い合います。
バイアスロン
射撃競技とクロスカントリーを複合した競技です。コース内に設置された標的まで移動し、立って行う立射と屈んだ体勢で行う伏射を行い、的に命中した位置とタイムの複合要素で競い合います。
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